フリーターのアマンダ、車泥棒アンジェロ、画博物館の夜警マルティーノ…そんな彼らの少し奇妙な恋愛関係の物語。でもあんまり恋愛映画臭さがなくて、ラブストーリーが苦手な人も見やすいです。
華やかなキラキラ時々シック・クールなお洒落映像は、見てるだけで幸せ。
博物館の中で夜毎繰り返されるデート、照明を使っての万華鏡みたいな美しい景色やプラネタリウムのプレゼント、映画博物館の華麗で楽しい仕掛けの数々、真夜中の博物館で上映されるサイレントのモノクロ映画、イルミネーションに輝くトリノの夜…かなりうっとりします。
マルティーノの家も、ちっさい子供なら絶対喜びそうな仕掛けがいっぱいの玩具箱みたいだし。
あ~音楽も素敵だった!
シニカルでサバサバ、少しメロウな手触りが、都会のお伽噺感。
個人的イメージとしては大人な『アメリ』って感じ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
movie/ファンタジー&幻想系
- 感想投稿日 : 2011年2月1日
- 読了日 : 2011年2月1日
- 本棚登録日 : 2011年2月1日
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