月輝子は正直すぎて、自分が正しいと思ったことを何でも言ってしまうので、友だちがいません。
アキラくんは、そんな月輝子にツン子というあだ名をつけてからかいます。
お母さんは、「生まれる前に悪い魔女に大切なものを盗まれたのね」、とツン子に言いました。
あたしはいったい何を盗まれたの?
満月の夜、眠りからさめたツン子は、窓の外に月に照らし出された道を見つけました。
夢の中だから平気だと思ったツン子は、パジャマのまま部屋を抜け出して、その道をたどって行きました。
その先に見えたのは、お菓子の家でした。
お菓子の家には、こわいおばあさんがいるんじゃないかしら?
そしてツン子から大切なものをぬすんだ魔女かもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2014年3月27日
- 読了日 : 2014年3月26日
- 本棚登録日 : 2014年3月26日
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