識字障がいのサムは、誰よりも頼りになる兄のジェイソンのことを尊敬している。サッカーが上手くて学校一の人気者のジェイソンだが、ある日突然家族にカミングアウトしてきた。自分は本当はサムの兄ではなく、姉なんだと。
両親もサムも寝耳に水で、受け入れられない。それ以来、ジェイソンは家族と会話することが減っていった。
やがて学校でジェイソンのうわさが流れ始め、サムにも嫌がらせが始まった。ジェイソンの気持ちを考える余裕もないサムは、ジェイソンにひどい言葉を言ってしまう。
ジェイソン、サムのヒリヒリした気持ちが伝わって来る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
LGBT
- 感想投稿日 : 2020年7月19日
- 読了日 : 2020年7月19日
- 本棚登録日 : 2020年7月19日
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