らせん - (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2000年4月6日発売)
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本棚登録 : 2670
感想 : 201
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リングのラストで死亡した高山竜二の死体を解剖する事になった主人公の安藤は死体からはみ出した暗号の様な物を発見する。

前作のリングは貞子の呪いのビデオから逃れるために奔走する主人公達のミステリーホラーに対して、本作は貞子の呪いのメカニズムを科学の力で説明して行くサイエンスフィクションの形をとっている。

勿論ホラーの要素もあり、ラストにリングと同じ様などんでん返しが用意されている。


そして次作への期待を膨らまされる様なエピローグのせいで続きが気になってしょうがない!


今私の最大の迷いは、続けてループを読むべきか?リングとらせんの余韻に浸るべきか?である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月10日
読了日 : 2017年6月10日
本棚登録日 : 2017年6月10日

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