楊令伝 15 天穹の章 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2012年8月21日発売)
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感想 : 61
5

本作は楊令伝最後の巻となる。

故に多くの人が倒れた。


武松:一人での旅が多かった。とてつもなく強い。水滸伝では李逵とのコンビで大暴れ!最後は暴れに暴れ華々しく同士に知られる事なく散る

公孫勝:自ら進んで汚れ仕事、彼が出てくると少し安心。どんなピンチからも脱出。死ななくても良かった気がするが一つの節目なので死んでしまった感はある。

花飛麟:楊令伝を通して著しく成長した一人!呼延淩と並ぶ梁山泊の双璧!子午山組の一人!最後は父の花栄を超えていた!と思いたい!

張平:子午山更生組の一人、笛が上手い、楊令の傍らに常にピタリと張り付く!彼の死が楊令の・・・の引き金となったのでは・・・

楊令:本作の主人公、幻王と呼ばれる。父は青面獣、育ての親は梁山泊!最後は死んでしまうんだろうなぁと思いきや、残りのページが少なく、もしや?と思いきや・・・

李富:死ぬとは思っていなかった。彼は果たして悪だったのか?疑問は残る・・・


主要メンバーが大分死んでしまいました。
梁山泊はどうなってしまうのか?誰が次の頭領になるのか?
呉用、燕青、李俊、史進・・・旧梁山泊からの人達も生きているから、何とかなるだろうとは思うものの・・・

取り敢えず水滸伝から楊令伝、長かった〜
多くの同志が志半ばで倒れていったが童貫を倒し、宋を斃し、新しい国の形を生み出した!
水滸伝最終巻で滅ぼされた梁山泊は見事リベンジを果たした圧巻の15巻でした!


最後に右腕と多くの仲間を失った岳飛はどうなっていくのか!?
英雄の物語『岳飛伝』が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年10月4日
読了日 : 2020年10月4日
本棚登録日 : 2020年10月4日

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