人魚の眠る家

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本棚登録 : 3881
レビュー : 604
著者 :
ヒューイチさん  未設定  読み終わった 

【天空の蜂】や【虚ろな十字架】の所謂、明確な答えが出せない系の問題を取り扱った作品でした。

その問題というのは【脳死】です。

脳死とは何なのかが、この小説を読むと理解できます。

それと子供の臓器提供の実態についても!


私にも今度3歳になる子供がいます。
作品に出てくる瑞穂ちゃんと、重ねると、とても辛いです。

子供がある日、事故にあい脳死【推定】だろうと言われる。
臓器提供すべきか?それとも脳死の判定を受けずに、そのまま生かすべきか?

自分の身体であれば『ハイどうぞ!』でいいのですが、愛おしい我が子であるからこそ【身体の一部でも生きていて欲しい】だったり【奇跡が起きる可能性を考えたり】【動いている心臓を止める事への抵抗】【どんな状態でも一分一秒でも長く生きていてほいし】て考えてしまいます。
作中で誰かが言ってましたが、その時にならないと判断できないだろうなと本当に思います。

明確な答えが出た訳ではないですが一定程度のスッキリとした読了感のある作品です!

因みに、東野圭吾ファンの皆様には第4章の【本を読みにくる人】がオススメです!

レビュー投稿日
2015年12月1日
読了日
2015年12月1日
本棚登録日
2015年12月1日
3
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