久しぶりの有川さん。
人から見たらくだらない?!危ない?!ことを集中してやり遂げる理系男子大学生。笑いながら、怒りながら、濃密な毎日を一緒に過ごし、同じ楽しい時を自分の中に刻む。そこから生まれる友情。
でもその時には分からない。この時間がこれから生きていく上で宝物になることを。
笑えた。楽しかった。羨ましかった。懐かしい感じがした。そして最後は泣けた。
「同窓会でもする?」と言葉をかけられた時、かけようかと思った時、こういう想いを持つなあ。
過去のキラキラした想い出がそのままでいてほしい気持ちと、少しづつ形を変えてでも新しい楽しい時間が続いていってほしい気持ち。
色々な想いが交錯しながらも、爽やかな読後感でした。やっぱり有川さんの本はいいなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年11月19日
- 読了日 : 2023年11月19日
- 本棚登録日 : 2023年11月19日
みんなの感想をみる