評論家、宮崎哲弥氏の著作。
彼の莫大な読書量は別作「新書365冊」のレビューでも書いた。
「新書365冊」とは違って、本書を卒毒した感想は
「社会問題は今に始まったことでもなく、5年も前からなにも進展していないじゃないか」
「その社会問題に関する知識を自分は持ち合わせていない」
ということであった。
本作は自分の無知、無関心を思い知らされる書となった。
以下に宮崎氏の執筆作業を示す。
宮崎氏が毎週金曜日にテーマを決め
それに関する書物を10?20冊ピックアップする
4、5日でそれを読み終え
さらに絞込み、再読
そして金曜日までに書評を書く。
これを2001年?2006年の5年間
毎週書き続けたものをまとめたものである。
天皇制・憲法・少年犯罪・テロ・経済・地球温暖化
どれも今に始まった問題ではない。
大学1回生の今だから
ここに紹介されている様々な本に触れたいと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2012年5月10日
- 読了日 : 2009年12月24日
- 本棚登録日 : 2012年2月24日
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