1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド

著者 :
  • 新潮社 (2006年11月16日発売)
3.20
  • (8)
  • (8)
  • (22)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 161
感想 : 16
5

評論家、宮崎哲弥氏の著作。
彼の莫大な読書量は別作「新書365冊」のレビューでも書いた。
「新書365冊」とは違って、本書を卒毒した感想は

「社会問題は今に始まったことでもなく、5年も前からなにも進展していないじゃないか」
「その社会問題に関する知識を自分は持ち合わせていない」
ということであった。

本作は自分の無知、無関心を思い知らされる書となった。


以下に宮崎氏の執筆作業を示す。

宮崎氏が毎週金曜日にテーマを決め
それに関する書物を10?20冊ピックアップする
4、5日でそれを読み終え
さらに絞込み、再読
そして金曜日までに書評を書く。

これを2001年?2006年の5年間
毎週書き続けたものをまとめたものである。

天皇制・憲法・少年犯罪・テロ・経済・地球温暖化
どれも今に始まった問題ではない。

大学1回生の今だから
ここに紹介されている様々な本に触れたいと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2012年5月10日
読了日 : 2009年12月24日
本棚登録日 : 2012年2月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする