初の河野多惠子。
谷崎にハマっていたころがあったので、サドマゾに興味を持ち。
意外とセックスシーンは激しくないし、サドマゾについても抑え気味な気もする。
ただ、初め性行為に臆する娘がどんどんサドになっていう過程はすごい。
最後、殺してしまう時の「お許しください、10秒だけ」は官能的
あと、戦時中の描写から、当時こんな感じだったのかと驚き。ヒトラーへの尊敬とか
あと戦時中はサドマゾ増えるって本当なのかな
サドの殺したい欲は反復性があるけど、マゾの殺されたい欲は一度きりで複雑である、と。なるほど、納得な気持ちと、マゾは殺されたいの?という疑問
谷崎とか他の河野多惠子作品を読んでみようかな
まぁまぁ長い割に読みやすくて良かった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月23日
- 読了日 : 2020年1月22日
- 本棚登録日 : 2020年1月22日
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