ものかきさんが、 ひょんなことから狩猟免許を取得して、猟師の面白さに目覚めていくエッセイ。
もしも、自分が猟師になったとしたら…と考えて読むことができ、狩猟免許取得から銃火器取得や手続きに費用諸々、肉処理方法と食べ方(味)猟友会や長年猟師を続け魅力にとりつかれている人など裏話も知れて役立つと思う。
今年は東北地方も熊が街にまで出たりと異常繁殖しており気になってこの本を借りた。
このような猟師をやってる(始めた)人のコラムが新聞に連載したら(長野の新聞に実際に連載)、若者も狩猟に興味を持ち害獣駆除要員が増えるだろうし、猟師にならなくても(私みたいに興味本位に)、皆で考えることでバランスのとれた自然(動植物)との共生や地方創生につながるジビエとしての活用法も色々でてくると思う。
本書でもふれてあったが昔とちがい猟師を職業と考えるより、釣りや登山などアウトドア(超アウトドア!?)レジャー(山菜採り?趣味?)と昨今のキャンプ&アウトドアブーム(ブーム死語?ナニナニ女子とか?)から考えて合うと思う。
銃火器など使い命とのやりとりもあり、山は(特に)冬山はそんなに甘くないという意見もあるし、そもそも著者のようになかなか捕獲自体が難しいようだが、最初のハードルをなるべく下げて、誰でも最初は初心者で経験値がすべてなとこもありなので、続けるための支援体制は必須条件だと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2024年1月7日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月7日
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