トヨタが消える日 利益2兆円企業・貪欲生産主義の末路

著者 :
  • 成甲書房 (2009年3月11日発売)
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感想 : 6
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確か、アメリカはとんでもない恐ろしい国だったはずです。濡れた愛猫を乾かそうとしたら、黒焦げになって死んでしまったなんて、この電子レンジは欠陥商品だわ、訴えてやる、という訴訟がまともにまかり通って、しかも勝訴してしまうというほどに。少しは冷静な人もいるようです。眉つばものという気がしないでもありませんでしたが、ついにニューヨークタイムズ紙に、一連のトヨタ車の事故はブレーキとアクセルの踏み間違えである、という説を唱える人が出ました。心理学者のリチャード・シュミットというカリフォルニア大学の名誉教授です。この人、なんと1980年代のドイツ車のアウディのときの酷似した事故の際にも指摘して、その通りの結論に到ったというから、まさにトヨタにとっては救世主のような存在ですが。まだ諦めていないはずです、GMとかフォードとかの、自国内での巻き返しを目論んでいる人たちの陰謀は。それにしても、

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感想投稿日 : 2010年3月13日
読了日 : 2010年3月15日
本棚登録日 : 2010年3月13日

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