ぺんぎんさんの本棚
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素粒子論はなぜわかりにくいのか 場の考え方を理解する (知の扉シリーズ)
- 吉田伸夫
- 技術評論社 / 2014年1月1日発売
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一般科学書は科学者の名前が羅列されているだけなことが多いが、この本は違う。
素粒子論が分かり難い部分である、場の量子論の初等的解説本。計算ができる粒子の量子力学より、直観的には場の量子論の方がわかりやすい。計算はできないがw
教科書の副読本としてピッタリだと思う。
2014年4月1日
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不完全性定理とはなにか ゲーデルとチューリングの考えたこと (ブルーバックス)
- 竹内薫
- 講談社 / 2013年4月19日発売
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比喩を利用して困難な理論を説明するという試みだそうだが、実はそのようにはなってない。
他の本で躓きやすい概念や、すっと頭に入ってこない用語を比喩で表現してるに過ぎない。
この本だけで、理論を理解するのは無理で、他の本の副読本として有用なのだと思う。「ゲーデルの世界」の副読本として利用するのが良いかも。
初心者向けなのにselfcontainedではないので、★は2つかな。
2013年9月9日