1952年の古い映画。
無声映画からトーキーへ移りゆく時代を描いた映画であるけれど、動作や表情だけで充分ストーリーも面白さも伝わると思う。
しかし無声でミュージカルは無理だわね。
才能を発掘して育てる話。
つれない彼女を何とか振り向かせる話。
映画制作の裏話。
見方はいろいろあると思うけれど、とにかく楽しいダンスシーン。
いや、ダンスだけではなくて、ジーン・ケリーとドナルド・オコナーの動きの一つ一つに躍動感があって、見ているこちらまでわくわくしてしまう。
彼らの関節は、筋肉は、いったいどういう仕組みなのか。
難しいことを何も考えないで、ただ演者の動きに目をみはらせているだけで、観終わった後笑顔で元気になれる、そんな映画でした。
いろんな意味でお疲れの時に、ぜひ。
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- 感想投稿日 : 2015年6月13日
- 読了日 : 2015年6月7日
- 本棚登録日 : 2015年6月13日
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