伝法な言葉で喋る戦国武将達に、地の文章にもカタカナ言葉が混じり、執筆当時は昭和27年、斬新で、読者をわくわくさせた事と思う。
そんな表現方法で青年期の信長を描くと、全体的に、児童文学か少年ジャンプみたいな雰囲気になるのが面白い。
今では、珍しくない信長像だが、安吾ファンなら興味深く読めそうな一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月15日
- 読了日 : 2018年5月15日
- 本棚登録日 : 2018年5月15日
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