歴史としては知っていても実感に乏しいアメリカの差別問題について、そのルーツを生々しく感じさせる。Chietel EjioforやLupita Nyong'oが鞭打たれるシーンなど、観ていて辛くなるシーンも少なくないが、制度的にはとっくに解消された現代にも人々の感情の深い部分に影を落とす、この問題の根深さを改めて理解させる力のある作品。よくもここまでという程、憎らしい悪役に徹する俳優陣の演技も見応え有。
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- 感想投稿日 : 2014年10月13日
- 読了日 : 2014年10月13日
- 本棚登録日 : 2014年10月4日
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