彼女とカメラと彼女の季節(5)<完> (モーニングKC)

著者 :
  • 講談社 (2014年9月22日発売)
4.21
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本棚登録 : 200
感想 : 14

読了!
久しぶりにどっぷり浸かれる気持ちのいい作品でした。
本を読む楽しみは、ぎゅーっとする気持ちと向き合う、そういうことにもある、そういうことに私は何度となく救われてきた。
そんなことを大袈裟にも思い出したり。

高校3年生。同じクラスの一匹狼のユキに一目惚れしたあかり。カメラを通して、2人はどんどん親しくなるが、あかりはユキに惹かれる気持ちを抑えられない。一途にあかりを慕う凛太朗、凛太朗がずっと好きなユキ。
奇妙な三角関係は、優しさと意地を持ち込んでこんがらがってしまい……

「これからきっと私の中にユキは色あせることなく
生き続けるんだろう」(4巻 173P)


終わりはなんだか、さっぱりしていたけど、きっと作者がきちんと描き切ったのだろうと思える潔さで、よかった。
好きな気持ちは難しいもの。
嬉しい気持ちもどろどろした気持ちも味わう。
それを通して変わった自分を良しと思えるなら、
それは素敵な恋愛だったのだなと思える。
そういう恋をしよう。
思い出も大事にしよう。
全部、わたしを作るのだ。
そんな強さをくれた作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Book
感想投稿日 : 2015年4月4日
読了日 : 2015年4月4日
本棚登録日 : 2015年4月4日

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