四季 春 (講談社文庫)

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本棚登録 : 3894
レビュー : 342
著者 :
202さん エンタテイメント   読み終わった 

「すべてがFになる」がきっかけで、森博嗣作品を読み始めた。
犀川の一歩引いた態度や、西之園萌絵のエキセントリックな行動に魅せられてS&Mシリーズを読んでいたのだと思っていた。
が、どうも違ったようだ。
私は天才に魅せられている、特に森博嗣の描く天才はいい。

小説に、いや、物語全般に於いて
読み手が予測できない様な言動や思想ってのは
読み手に不信感を与えたり、不自然さを感じさせてしまう。
だから、一般的に物語の登場人物は
受け手の予測の範疇を超えた言動はしない。

森博嗣の描く天才はそれを簡単に超えてくる。
考えていることが全く読めない。
それでいて、人として不自然さを感じさせない。

森博嗣の描く天才を内から外から眺めることは
私にとって未だ見ぬ天才の思考に触れることが出来る
非常にエキサイティングな時間だ。

レビュー投稿日
2012年5月30日
読了日
2012年5月30日
本棚登録日
2012年5月30日
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