物語として、各人物の生き様を楽しむわけではなく、何か深い教訓があるわけでもない。
ある一つの体験、それも幻覚剤のトリップのような体験を味わうことができる。
それも、映像ではなく、活字で味わう事にこの作品の面白さがある。
表現されている様々なメタファーから、
登場人物や著者の意図を汲み取ることは正直不可能であるし、そんな楽しみ方をする作品ではない。
この活字から体験したことを、ただありのままに受け止めて、そこから何を感じるかが楽しい。
そんな作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月8日
- 読了日 : 2022年8月6日
- 本棚登録日 : 2022年8月6日
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