匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

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本棚登録 : 818
レビュー : 89
著者 :
サラかえでさん ミステリ   読み終わった 

現実か幻想か?ふと「あの場面は?」「あの意味は?」と考えをまとめる。思い起こすと合点がいく。なんてことはなく、妄想か虚構か?
読書熱というのだろうか。はじめて読書のせいで発熱してしまった。そのくらい複雑で理解に時間をかけた。
心理学、力学だったりと講義にページを裂き、物語の信憑性を歪めていく。
密室殺人。推理合戦。繰り返される不確実な世界。作品に置いてけぼりにされる。酩酊感に身を任せるのだ。
100回読み直したらもっと好きになるかも。散々引き込んどいて突き放されるこの感覚は異常だ。

レビュー投稿日
2017年8月8日
読了日
2017年8月8日
本棚登録日
2017年7月22日
5
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