NO推理、NO探偵? (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2017年9月7日発売)
3.04
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本棚登録 : 250
感想 : 36
3

絶対にオススメしない。以上。で終わりたいところである。

メタフィクションにメインテーマに書かれた本作。個人的には、メタのいじり具合は、ありです。ハードボイルドのくだりは笑ってしまった。

読み終えて、やりたいことはわかったし、そういう作家がいることは、本ミスファンは多いに大歓迎すると思う。

帯はいけなかった。賞賛も激怒もそんな別に…

なにがいけなかったのか?やりとりが寒い、探偵と助手のキャラ分けがない、そもそもくだらない…そんなことは置いといて…笑
ツッコミがいけないのではないかと思う。ほぼ全てツッコミが下手くそである。テンションでツッコむのではなく、冷静にクールなツッコミで、例えツッコミのような言葉遊びで返せば、小説でしかできない会話が出来たのではないだろうか?

それと、やろうとしてることは、早坂吝がやってる。そこがマイナスだった。

お笑いの才能はないかもしれませんが、絶対に本ミスの革命児になりそう。そんな予感がする本作。とりあえず読みましょう。そして語る仲間を増やしたい笑。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2017年10月10日
読了日 : 2018年1月11日
本棚登録日 : 2017年10月2日

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