墨龍賦(ぼくりゅうふ)

著者 :
  • PHP研究所 (2017年1月24日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 27
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2年前に京都国立博物館に海北友松の特別展に行った時に、作品の完成した経緯や時代を勉強したつもりだったが、忘れかけていたので、この本を読んでまた興味が湧いてきた。図録を片手に読み進め、戦国時代の歴史に翻弄されながらも、自分の絵師としての感性と思いを表現する姿勢に心の強さを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年3月4日
読了日 : 2020年3月4日
本棚登録日 : 2020年3月4日

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コメント 2件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2020/10/12

kurumicookiesさん
いつも不思議に思うのが、乱世に(だからこそ?)侍から絵師になった人も結構いたみたいで、絵師の需要があっただろうと思われるコト。
長い年月を経て失われたモノも沢山あるでしょうけど、色々残っているコト。

kurumicookiesさんのコメント
2020/10/12

猫さん、お家を絶やすことがないように、乱世だからなんですね…
長い年月の間にたくさん失われてきたことならあるにもかかわらず、昔のものが残っていることに現代人の私たちはもっと感動をすべきだと思いました。

猫さん、いつもDMありがとうございます。

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