強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

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レビュー : 76
22minさん 【本】ビジネス・経済   読み終わった 

リモートワークに関する本。

サラリーマンとして毎日会社に行ってはいるものの、
web業界に身を置いてるので、
PC1台あればどこでも仕事ができるという事実についてや、
その利点については今さら説明されるまでもなく実感しているところです。

個人的には、何かに縛られずに自分を保てるほど強い人間ではないので、
おそらく今後リモートワークがより普及しても、
場所や時間の制約は強めに働いていくだろうなと。そうしないと、たぶん無理。

ただ、今後個人の働き方はより自由になっていくと思う。
働く場所も、時間の使い方も。
そして、これが進んでいくと、何か1個のことだけに時間と力を捧げるというのはスタンダードではなくなっていくはず。

プロボノ的な時間の使い方、というか
別にNPOでのボランティアである必要はないけど。
興味のある活動も、遊びも好きな場所で好きなだけ。


こう書くと、なんだかひたすらに自由人という感じで、
ややもすると無責任だったりきまぐれな印象を受けたりもするけど、
そうではなくて、リモートワークでしっかりと結果を出すということには、
徹底したプロフェッショナル意識とかものすごく合理的で効率的な業務運営とか、
しっかりできていなくてはいけない。

で、それができるってことはつまり、
例えばオフィスに缶詰めだとしても、
その人は圧倒的に仕事のできる人であるということ。

と、いうことで、この本はリモートワークについて語っているけど、
リモート以外のローカルな仕事においても価値のあることが多いです。

例えば、オフィスで働いている人でも、
周りで一緒に仕事する人と、全ての時間一緒に行動してたり、
全ての業務内容を把握してるなんてことはほとんどありえなくて、
相手の自分からは見えない事情に合わせて調整をしたり、
見えないところで行なってもらう仕事をお願いしたり、
そんなことは当たり前にあるわけで、
そういう中で仕事をうまく進めていく、という意味では
リモートもローカルも大切な部分はあまり変わらないと思うから。

良い本でした。
プロボノ的な活動もまだまだ力入れていこうと思うので、
この本で学んだ具体的な部分も生かしつつやっていきたいと思います。

以下、気になった部分のメモ。

・共通のコアタイムを決める。基準は毎日4時間。
・リモートワーカーは人柄が大事。オフィスで働く以上に人のつながりが大事になってくる。距離を克服するためには良質なコミュニケーションが不可欠だからだ。
・リモートで働いていると部下のひそかな不満や異変に気づきにくいという危険がある。リモートチームのマネジメントには「割れ窓理論」の精神で対応する。
・文章力のある人を雇う。
・リモートワーカーとオフィスワーカーのあいだの格差には十分に気を付けること。誰かが知らない間に物事が進んではいけない。
・無駄な承認や手続きをなくそう。承認が必要なのは失敗が避難される文化だから。

レビュー投稿日
2014年3月26日
読了日
2014年3月26日
本棚登録日
2014年3月26日
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