ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2016年1月23日発売)
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本棚登録 : 377
感想 : 24
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椹野道流作品はいつも、主人公がちょっと暑苦しくて、最初足踏みしてしまいます。でもそれに慣れてくると旨味が増すというか、その暑苦しさ込みで感動のスパイスになっている。してやられた感(笑)。
古い作品に手を出してみましたが、「最後の~」シリーズとはまた違った英国ミステリーで楽しめました。
兄デューイと弟デリックの美形兄弟と、妖精のような美少年(に見えるもう良い大人)刑事という、耽美要素も恥ずかしげもなく散りばめられています。
長く続いているシリーズのようなので、続きも楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年6月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年6月6日

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