椹野道流作品はいつも、主人公がちょっと暑苦しくて、最初足踏みしてしまいます。でもそれに慣れてくると旨味が増すというか、その暑苦しさ込みで感動のスパイスになっている。してやられた感(笑)。
古い作品に手を出してみましたが、「最後の~」シリーズとはまた違った英国ミステリーで楽しめました。
兄デューイと弟デリックの美形兄弟と、妖精のような美少年(に見えるもう良い大人)刑事という、耽美要素も恥ずかしげもなく散りばめられています。
長く続いているシリーズのようなので、続きも楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年6月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年6月6日
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