実際に起きた賄賂スキャンダル「アブスキャム事件」を元にしたフィクション。
詐欺師の主人公はある日FBIに捕まり、赦免を条件に捜査協力を依頼される。主人公は相棒でもある愛人とともにおとり捜査に協力し悪徳政治家やマフィアをあぶり出そうとするが…
実在する詐欺師の話と言えばキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンが真っ先に浮かびますが、この「アメリカン・ハッスル」では詐欺師とFBI捜査官のあいだに友情が芽生え……ることもなく(笑)、主人公はFBI捜査官と折り合いがつかない上に感情的な妻にも計画の邪魔をされ何度も苦しい状況に追いやられます。
最後には誰がどうなるのか、ハラハラしながら鑑賞しました。
シメるところはきっちりシメるクライム作品ですが、一方でコメディパートも実におもしろいです。セリフの掛け合いもテンポがよく、ジェニファー・ローレンスが歌いながら掃除するシーンは笑いすぎておなかが引きつるかと思った。いい映画でした。
「全部じゃないならゼロと同じ」…愛人が言うセリフなのですがとても印象的です
- #デヴィッド・O・ラッセル監督
- #クリスチャン・ベール
- #ブラッドリー・クーパー
- #エイミー・アダムス
- #ジェニファー・ローレンス
- #ロバート・デ・ニーロ
- #アメリカ製作
- #クライム
- #コメディ
- #2013年の映画
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年10月11日
- 読了日 : 2015年10月11日
- 本棚登録日 : 2015年10月11日
みんなの感想をみる