北方謙三 文庫版 岳飛伝 完結BOX 全17巻+読本 18冊セット (集英社文庫)

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本棚登録 : 43
レビュー : 2
著者 :
藤村 夕雨さん 北方謙三   読み終わった 

久し振りに…長らく読んで…いや、書いていなかっただけでしっかりと夏場の書き入れ時も読んでいました。読んじゃいけないと言い聞かせていたのですが、5月の末に全17巻が揃った時からもう本当に耐えることが出来なくてww

さて、はじまりは横山光輝先生なんだと思う。長編の三国志と比較すると1時代を築いた宋の時代の水滸伝が全7巻に外伝が1冊というのは少し寂しく感じた。主要人物にその他大勢の三国志に対して水滸伝は陸に海に諜報のプロフェッショナルが集まり、一つの国となった多くの豪傑や英雄が揃ったものである。

現代のハードボイルドに全く触手が湧かなかったのに、時代小説には…というよりもすべてを集めてしまった。日本の武将もいいのだが、今まで読んできてごく当たり前のことを描いた単調な作品に比べ北方ワールドと来たらスバらしいの一言に尽きます。

「岳飛伝 全17巻」

止まらなかった!この忙しい夏場に完全読破です!「水滸伝(全19巻)」に始まり、熱い男たちの遺志を継いだ楊令の「楊令伝(全15巻)」そして楊令の意思というよりも自分たちの意思を持ち、初めて建国というよりも多くの物を作り上げていく。今までは比較的自由を勝ち取るといった感が強かったのだが、本作はその先へとつながっていく

そして、決着をつけない最後の大戦が始まる。一つの旗のもとに集まった108の男たち。その後も増え続けるのだが、志を持った命がまた一つまた一つ消えていく。一人一人の物語が北方ワールドでは描かれているので、その一人一人に愛着さえ感じる。全51巻…17巻を読むのに枕元には34巻の本が置かれている。どうしても読み返す部分が出てきてしまい何度も読み返していた。

そして51巻の読破が終わったとき、僕の枕元には水滸伝の1巻が置かれていた。

レビュー投稿日
2019年10月1日
読了日
2019年10月1日
本棚登録日
2019年10月1日
2
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