寝ずの番 (角川文庫)

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感想 : 33
3

読了:2018.08.05

昔、空港で買って結局読まずに積読になってた本。今の方が理解できて良かったかも、いろんな意味で(笑)

タイトル通り、お通夜で親族が集まり故人の思い出話をする話。3つのお通夜。しんみりとしそうなところ、噺家一派の集まりだから、独特で軽快な文章でくだらない下ネタオンパレード(笑)
でも、下ネタばかりの中にも故人への敬愛の想いが表れてて、思い出話の中にはホロリとする場面も。

明るい人には明るく見送るのがいちばん!

3部作だけど本編は100ページくらいなのであっという間に読み終わる。中島らもさんの作品は初めてだったのでシリアスなのも読んでみたい。



本書には寝ずの番を映画化したマキノ雅彦監督のエッセイと小堀純さんの解説が掲載されてるが、その中で中島らもさんが亡くなっていることも知った。深夜、泥酔して階段から転落。それが原因で脳挫傷、外傷性脳内血腫。寝ずの番の一幕になりそうな方だなぁと思った。



◆内容(BOOK データベースより)
上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、いままさに臨終のとき―。「師匠、何か心残りは?これはやっておきたかったということは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そ○が見たい」!!弟子たちはみな、呆気にとられ、その後、大騒動に。果たして「そ○」とは、いったい何のことなのか―?マキノ雅彦第一回監督作品原作ともなった、粋で泣かせる中島らもの傑作三部作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年8月5日
読了日 : 2018年8月5日
本棚登録日 : 2018年8月5日

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