科学と文学 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年7月16日発売)
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感想 : 2
3

 ほとんどが昭和初頭に書かれたものであるのに、明晰で古さを感じさせない寅彦の文章である。
 連句について、音楽の楽章との対比で論じている「連句雑爼」は、その着想はとても面白いと思われるのだが、いかんせん連句の素養が全くないので、残念ながら文字面を追うだけになってしまった。

 「科学と文学」は、共通性もなく一見正反対の関係にあるように見える科学と文学の関係について、様々な角度からその共通性を論じていく、物理学者であり文学者であった寅彦の面目躍如たる文章である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年11月17日
読了日 : 2020年11月16日
本棚登録日 : 2020年11月16日

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