満月珈琲店の星詠み (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2020年7月8日発売)
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感想 : 80
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恋に仕事に、悩める人達の前に現れる、満月珈琲店。メニューは、自分では選べず、猫のマスターが、その人に相応しい食べ物、飲み物を提供してくれる。

猫のマスターや、その仲間の猫達は、悩める人達に、占星術でアドバイスをくれます。でも星は見守るだけ。自分を見つめ直し、次の一歩を進むかどうか決めるのは自分自身。でも、勇気を出して一歩踏み出せば、新しい扉が開いて、素敵な世界を見せてくれる。そういえば、ミスチルの歌にも、「いいことばかりではないさ。でも次の扉をノックしよう」という歌詞があったのを思い出しました。ちょっと共通点を感じました。歌の方が、この本より力強さを感じますが、私の好きな歌です。

この本は、春の京都が舞台です。とても優しい語り口なので、言葉が自然にスーッと入ってきます。また、お店で提供されるスイーツが、とてもおいしそうで、甘いもの好きな私にはたまらないです。中でも、おすすめは、「水星のクリームソーダ」。今の暑い時期にピッタリで、涼しさを感じられ、色が水色なので、大人のクリームソーダという感じがしました。空色ビール「星空」という飲み物もあるので、こちらもいいなぁと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月10日
読了日 : 2023年3月16日
本棚登録日 : 2023年3月16日

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