日本軍がアジア・太平洋戦争にて劣勢に立たされていく状況を、病気や体力などあらゆる面から解き明かしている。
当時の過酷な有様がデータでこれでもか、と示されており、切なくなる。いわゆる特攻隊として人命を犠牲にしてほど続けたい戦いだったのだろうか?
なぜ政府はそうまでして戦争を続けようとしていたのか、と考えると、日本という国が失われることが怖かったのだろうか?
もしそうだとしたら、日本という国を守ろうと戦った当時の人達に敬意を表すと同時に、もっと戦争時代の日本政府の思惑や国民心理を知りたくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2019年8月24日
- 読了日 : 2019年8月24日
- 本棚登録日 : 2019年8月24日
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