行動経済学の逆襲 上 (ハヤカワ文庫NF)

4.08
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 155
レビュー : 4
306875さん 理工   読み終わった 

・プロセペクト理論の鍵となる予測は、人は利得よりも損失に敏感に反応する。
・スタンレーは自家の芝刈りに、10ドルのバイト代がもったいないからバイトを使わない。でも隣家の芝刈りを20ドルでやるかと聞いたら「するわけないだろ」と答える。
・次の①②は同じ設問なのに、選択が異なる。損失にはギャンブルするが、利得は確実なものを選ぶ。
①300ドル貰えた上で、次のどちらを選ぶか。
 A)確実に100ドル貰える(74%)
 B)50%確率で200ドル貰えて、50%確率で何ももらえない(26%)
②500ドル貰えた上で、次のどちらを選ぶか。
 A)確実に100ドル失う(36%)
 B)50%確率で200ドル失い、50%確率で何も失わない(64%)
・300マイル運転する場合、時速70マイルで走れば時速60マイルよりも43分早く着く。ならば試す価値あり。では、あと30マイルしか残っていないときは、4.3分しか早くならない。ならばやめるか。そうなると、スピードをゴールが近づくにつれてスピードを緩めるべきなのか。
・負けが込むと、損を挽回しようと行動する。例えば、競馬の最終レースの大穴のオッズは下がる(みんなが大穴を狙って挽回しようとする)。普段はリスク回避的なプロのトレーダーも負けが込むと最後の四半期に大きなリスクをとりにいく(そして大損を負わせるごろつきトレーダーになる)。これらが、プロスペクト理論の証明となる。

レビュー投稿日
2020年3月27日
読了日
2020年2月27日
本棚登録日
2020年2月27日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『行動経済学の逆襲 上 (ハヤカワ文庫NF...』のレビューをもっとみる

『行動経済学の逆襲 上 (ハヤカワ文庫NF)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする