准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2022年3月23日発売)
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本棚登録 : 1006
感想 : 74
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まるで本当に民俗学の授業を受けてるみたい。
面白いし勉強にもなる。今回も怪異の原因が人に関わるものがほとんどだった。
ただ、先生の中に潜むもの、八百比丘尼の存在は本物の怪異としてまた謎が深まったなー
これからは先生の中にいる正体がどんどん明かされていくのかな。
そしてそして、澤村先生の他の作品である憧れの作家シリーズであさひと林原が登場!前作は高槻先生が好きな小説が恋人を探して輪廻を繰り返す愛の小説って書いてた記載のみだったけど、今回はがっつり絡みがあって嬉しかった!!吸血鬼先生と高槻先生の存在する世界線よ、、
どちらも好きなシリーズだからコラボ嬉しい。
澤村先生の作品には日常に潜む人外がたくさんいて私は大好き〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月10日
読了日 : 2022年7月10日
本棚登録日 : 2022年7月10日

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