ねりんぐプロジェクト (りぼんマスコットC)

  • 集英社 (2000年6月15日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 11

第1〜6(最終)話収録。
ある陶芸家が作ったねんどの女の子″ねね″が、人間の心を持ち動けるようになるお話。書籍化された藤田作品で1番好きな作品です。『ケロケロちゃいむ』のミモリ同様、天然ボケなねねだけれど、ねねの方が感情移入しやすいからかも。全焼した学校を前に遥への言葉、生理について悩むところ、そして終盤に人間になりたいと考えたきっかけを思い出すところ。彼女なりに精一杯考えたんだろうなと感じるから。あと本作のおかげで、モノが人間の心を持つお話が好きになったのかもしれない。終わり方もすっきりしている良作です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画(作者は行)
感想投稿日 : 2008年4月1日
読了日 : 2014年9月19日
本棚登録日 : 2008年4月1日

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