イランの絵本。ボクサーは、来る日も来る日も打ち続けた。ありとあらゆるものを打った。父親の形見のグローブで、ハートが刺繍されたグローブで。しかし、ある日……。
絵を見ると、ん?頭?頭がない?と一瞬思ってしまった。それくらい体の描き方がアンバランスで、それによってボクサーの鍛えぬかれた体をあらわしてるのかもしれない。迫力のある色使い。
イランの絵本は読んだことがない気がしたけれど、そんな遠い国のお話とは感じられなかった。なんのために打つのか。なんのために力を使うのか。
こぶしでナンをこねたというところは、ちょっと笑っちゃった……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳(絵本)
- 感想投稿日 : 2022年1月30日
- 読了日 : 2022年1月30日
- 本棚登録日 : 2022年1月30日
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