明治政府の本質は有司専制にあると見きわめたとき、士族民権家も、都市ジャーナリストも、豪農運動家も、自由の伸長・民権の拡大を求めて猛然たる闘いを開始し、政府は政権の安定と永続のための装置づくりに没頭する。帝国議会開設に至るこの白熱の歳月を民衆の基底部から描き出す。
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年4月24日
- 読了日 : 2015年4月16日
- 本棚登録日 : 2015年4月16日
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