妻のパンチライン

  • 幻冬舎 (2021年11月10日発売)
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感想 : 8

Twitterを以前からフォローさせてもらっている妻のパンチラインさんの書籍化
ですが現在のTwitterの更新は止まっているようです;;
そもそもパンチラインという言葉はHIP HOPでよく聞く言葉でなじみがない方も多いのではないでしょうかTwitterという140文字の中で頭に残る強い言葉を投げかけるワードセンスは秀逸だと読んでいて感じました
また妻から見える主観的な考えなどが多き収録されてはいますが、流石Twitterで反響を呼んでいるだけあって言葉が違えど(パンチ力が強すぎる)本質的には夫を育てる過程の中でのボヤキが男女ともに参考になる考え方たと思いました
夫は全くの火事ができない状態から子育てや夫婦関係を通してもう一言!と言いたくなるようなもどかしさも十分にわかります。妻はまた家族が円滑に過ごすためにもまず夫婦間の関係や子供との向き合い方を夫にも伝わりがいいようビジネス用語を取り入れつつ多彩なワードセンスで詰っていきます。だけどそれは自己愛をまず満たすことの延長戦上で他己愛を育てていくというのには大きく共感しました
相手を言い負かすのではなく子育て一年目でできないことばかりだからこそお互いを育てるつもりで夜のラップバトルを繰り広げていくような掛け合いが大切なのだと思います。
それが微笑ましいい日常になることで後になると幸せになれる若者カルチャーであると願って本を閉じます

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月19日
読了日 : 2023年4月19日
本棚登録日 : 2021年12月27日

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