京都府警捜査一課の準キャリア刑事・大橋砂生を主人公にしたミステリー小説。鏑木蓮らしくミステリーだけでは終わらずに驚きと感涙の結末が用意されている。
京都市内で発見された染織作家・由良美津子の扼殺死体。犯人と目されたのは別な殺人事件で逮捕された20年前の婦女暴行犯・佐伯だった。自らも人生の岐路に立たされた大橋砂生は事件を解決出来るのか…
こうした表の物語が進行する中、秘かに展開して行くナミエとツバサの物語…果して…ゆっくりと交わって行く二つの物語…
『殺意の産声』の改題、文庫化作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2015年10月27日
- 読了日 : 2015年10月27日
- 本棚登録日 : 2015年10月27日
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