期待したほどのドキュメントではなかった。どうにも中途半端な、余り踏み込まない取材姿勢と変に高尚な文章が、読み手を事実から遠ざけているように感じる。
黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、タイ、チリの外国人娼婦の眼を通じて描いたドキュメントのつもりらしい。解説が小説家の諸田玲子だったことに、成る程と納得してしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2016年5月27日
- 読了日 : 2016年5月27日
- 本棚登録日 : 2016年5月27日
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