北上秋彦『謀略軌道 新幹線最終指令』角川文庫。
余りお目に掛からない北上秋彦の作品。1998年に刊行された作品を文庫化。何故に今頃。北上秋彦の作品を読むのは『現場痕』『異郷の夏』『吸血蟲』に次いで4作目。北上秋彦はホラー小説よりミステリー・サスペンス小説の方が面白いので期待は大きい。
結果は、なかなか面白い設定で迫真のサスペンス小説だった。次々と発生する危機とその危機を回避する新幹線運行本部の鉄道マンたち……
東北新幹線やまびこ4号に爆破予告テロが発生する。時速100km以下に減速すると仕掛けられた爆弾が作動するというのだ。絶対に停めることのできない新幹線。盛岡から東京までを走行中する間に真犯人を見付け、爆破を阻止できるのか……
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2018年11月24日
- 読了日 : 2018年11月24日
- 本棚登録日 : 2018年11月17日
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