昭和の九州大牟田を舞台にして描かれる長編小説。
主人公の猿渡鉄男は亡き父親と同じ、警察官の道を歩む。炭鉱を巡る労働争議、炭塵爆発事故の中、様々な事件を追う猿渡…
猿渡鉄男の警察官だった父親の死の真相に迫るミステリーなのか、猿渡鉄男の原罪に迫る大河小説なのか、先が読めないまま、上巻を読み終える。この先、どういう展開になるのだろうか。
第33回吉川英治文学新人賞受賞作にして、第30回日本冒険小説協会大賞受賞作なのだが…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2015年3月7日
- 読了日 : 2015年3月7日
- 本棚登録日 : 2015年3月5日
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