訣別(下) (講談社文庫)

  • 講談社 (2019年7月12日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 27
5

マイクル・コナリー『訣別(下)』講談社文庫。

シリーズ第19作。上巻に書き忘れたのだが、本作にはボッシュの異母弟、リンカーン弁護士ことミッキー・ハラーも登場する。

まさに現代最高峰のハードボイルド警察小説。27年間、衰えを知らないマイクル・コナリーの筆が冴える。シリーズでは久し振りに手放しに面白いと言える作品だった。

85歳の富豪、ホイットニー・ヴァンスから依頼された人探しは一筋縄ではいかず、まさかの展開が……一方の『網戸切り』と呼ばれる連続レイプ犯の正体は……

納得のゆく感動の結末。

シリーズはまだ続くようだ。

本体価格900円
★★★★★

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外
感想投稿日 : 2019年7月19日
読了日 : 2019年7月19日
本棚登録日 : 2019年7月16日

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