マイクル・コナリー『訣別(下)』講談社文庫。
シリーズ第19作。上巻に書き忘れたのだが、本作にはボッシュの異母弟、リンカーン弁護士ことミッキー・ハラーも登場する。
まさに現代最高峰のハードボイルド警察小説。27年間、衰えを知らないマイクル・コナリーの筆が冴える。シリーズでは久し振りに手放しに面白いと言える作品だった。
85歳の富豪、ホイットニー・ヴァンスから依頼された人探しは一筋縄ではいかず、まさかの展開が……一方の『網戸切り』と呼ばれる連続レイプ犯の正体は……
納得のゆく感動の結末。
シリーズはまだ続くようだ。
本体価格900円
★★★★★
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外
- 感想投稿日 : 2019年7月19日
- 読了日 : 2019年7月19日
- 本棚登録日 : 2019年7月16日
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