『福島の真実』の後編。様々な議論があった巻であり、一部のセリフを変更したようだ。
取材により明らかになる『福島の真実』。山岡士郎は海原雄山の根を知り、自分自身の根を知る。それが『福島の真実』を語る意味なのだろう。
福島第一原発事故から四年目を迎えたが、まるで事故が収束したかのように話題にならなくなって来た。そればかりか、これだけのダメージを受けても原発を再稼働しようとしている。事故は全く収束していない。続いているのだ。事故の早期収束と原発事故により多大なる被害を受けた人びとの未来を取り戻すことが先ではないだろうか。
この巻では、ついに山岡士郎と海原雄山が和解し、未来に希望を感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2014年12月14日
- 読了日 : 2014年12月14日
- 本棚登録日 : 2014年12月13日
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