中村文則さんのデビュー作。
「銃」をひょんなことから拾ってしまった普通の大学生の、心とからだと頭の変化をヒリヒリとした文体で描ききっています。
一緒に、ハラハラ、ドキドキしました。
ラストにかけては、ページを捲る手が止まりませんでした。心理描写がとても素晴らしいなと。そうだよな。きっとそうなるだろうな。人って。
鬱々した作品は苦手意識がありましたが、もっと読んでみたいと思わせて貰いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月18日
- 読了日 : 2021年7月18日
- 本棚登録日 : 2020年8月7日
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