発達障害の人が“普通”でいることに疲れたとき読む本 “過剰適応”からラクになるヒント (心のお医者さんに聞いてみよう)
- 大和出版 (2023年5月18日発売)
過剰適応
このワードを聞いたことがある人って
どれくらいいるのだろう。
私自身、病院、リワーク等で過剰適応を指摘され
何が 過剰 なのか?
ハテナでいっぱいだった。
がまんをすべてやめること。
これを指示された時の私は
普通に捕われてら完璧でなければきけないと
すごく偏っていた。
発達障害と判明した今
子の本を手にとり、いくつか本は読んだけれど
その中でもライトに簡潔に日常生活の困りごと
に気付かせてくれる良本と感じた。
理論、研究、判断基準
そういったものは色々な本でわかる。
困りごとについてもざーーーっと書いてあるものはある。
この本は社会人で壁にぶつかった自分や
大人に求められていること
社会に求められていること
それらに届いているのか?届けないのはなぜか?
もやもやとストレスを抱えていたところに
なぜ、こんなにも、
疲れているのに
がんばっているのに
普通 ではなく 少し変で
時間をかけても、理解を頑張っても
周囲には伝わってる気がしないのか。。。
うまく行かない自分を受け入れるキッカケ
をくれた。
また、そんな自分でも、最大限の生産性を出すにはどうするのか!
これを明確に書いてくれたこと。
そこが中身が当たり前にみえても
納得感をすごく得られたので
そっか。ひとまず、楽しく暮らせるために
自分の時間を生きよう
そう思わせてくれた。
比較的最近の本だからこそ
薬の最新版
特性判断基準の最新版
なども色々載っていて
自身が受けたもの以外にもあるんだなぁと
一人一人症状が異なる障害の中で
自己理解をふかめるための方法も提示してくれていて
薄いながらも中身はしっかりしていた。
診断後少し落ち着いた頃に読むのにオススメ。
アルアルの山。
_______
他人の時間に、左右されない。
自分のリズムを守る
_______
これが、一番やりたいけれど難しい。
家族、恋人、職場
各環境でうまく調整していこうと思った。
- 感想投稿日 : 2023年10月7日
- 読了日 : 2023年10月6日
- 本棚登録日 : 2023年9月25日
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