アイデアのつくり方

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本棚登録 : 6198
レビュー : 777
制作 : 竹内 均  今井 茂雄 
ゆるい「法務の人」さん 企画力・戦略思考力   読み終わった 

(1)概要
この本は、アイデアを作成するための原理・方法を示すものです。

この本は、「私たちには生来アイデアを作り出す才能がある」(P25)ことを前提としています。そのため、その才能を伸ばすにはどんな方法があるのかが本著の主眼となっています。

才能を伸ばすには以下の2点が重要(P26)
⇒アイデアの源泉にある原理
⇒アイデアを作り出される方法

(2)原理(P27~31)
①アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。
②既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きいこと。

(3)方法(P32~62)
アイデア作成には、常に事物の関連性を見つけ出すことが重要であることを心に留めて、その心を使う技術を用います。5つの段階を経てアイデアが作成されると本著は述べています。
①資料(特殊資料・一般的資料)を収集する。
⇒特殊資料とは、製品と消費者に関する資料
⇒一般的資料とは、人生とこの世の種々様々な出来事についての資料(∴この資料が必要な理由は、アイデア作成には既存の事物の関連性が重要となるため、事物を多く知っておく必要があるため)
②資料を咀嚼する。
収集した資料に触れて、事物間の関係性を考えてみる。
③資料の組み合わせを行う。
問題を完全に放棄しても何でもいいから自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す。
④アイデアの誕生
⑤アイデアを具体化し、展開させる。

(4)感想
本著で著者の述べていますが、上記方法を知ったところで、実践するには一定以上の努力が必要となるので、本著を読んだことですぐにアイデアが生まれてくるという本ではありません。
しかし、私のように特定の分野の知識・情報ばかりに触れている方にとっては、「一般的資料」として今、世の中で起きていることについての知識・新しい分野の知識に触れていなければ、アイデアは作成することができないことを示す本としてとても刺激的なものだと感じました。
自分の分野ばかりに逃げ込まないで、様々な情報に触れなければならないと強く感じさせてくれた本著は私にとっては、好きな本の一つです。

レビュー投稿日
2018年5月6日
読了日
2018年5月5日
本棚登録日
2018年5月6日
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