ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ: 原子力を受け入れた日本 (ちくまプリマー新書 165)

  • 筑摩書房 (2011年9月5日発売)
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感想 : 46
5

地震のあと
自分が生きている世界が
今の生活が
とても脆いものだと知った

何をしたらいいのかがわからなくなり
受け止める器のなさゆえ
ただひたすら
目の前の毎日を生きた
目の前にいる子たちのために生きることで
なんとか自分の生活を
正当化することで
ある意味での克服をしたのです


私たちは強い
結果的にどんな事態でも
乗り越えようとすることができる

そこから何を学ぶことが必要なのだろうか

「私たちはあまり歴史から学ぼうとしていません」

ランディさんの言葉が、
自分自身につきささる

わからない
ことから逃げず
強さ
を盾に
事態から目を逸らさず
「対話」
を続けていかなければならない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 勉強
感想投稿日 : 2014年1月2日
読了日 : 2014年1月2日
本棚登録日 : 2013年5月18日

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