黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2020年6月30日発売)
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本棚登録 : 391
感想 : 30
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古典ミステリを読もうと思う周期があり、ちょうど新訳しかもカバーデザインがクラフト・エヴィング商會なので買った。

翻訳ものは苦手で敬遠していたのですが、こちらはとても読みやすかったです。

まず勘違いしていたのが、黄色い部屋は何か犯罪後の異常な事態でそうなっていたのかと思っていたら壁紙が黄色い部屋のことだった。
密室の謎も物理というより心理によるもので、そこは確かになるほどなと思わなくはないが、少し拍子抜けでもある。

廊下の消失は、変装そんな凄いの⁉︎服装同じじゃない⁉︎あ、これオペラ座館のやつだ!(一番ダメな気付き)数十年越しにオペラ座だから同じ作者の作品からパクったと知りました…。

撃たれた死体と思ったらナイフで刺されてた事件は面白いと思ったが、真相はうん?となりました。

スタンガルソン嬢がなんでそんなに頑ななのかも不思議でした。

あの時代のとても暗い夜だからこそ、婚姻や男女関係に対する世間の見方だからこそ、警察の科学捜査が発展する前ならではの事件でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2022年読了
感想投稿日 : 2022年9月2日
読了日 : 2022年9月2日
本棚登録日 : 2022年9月2日

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