スティーブ・ジョブズ I

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本棚登録 : 6225
レビュー : 658
制作 : 井口 耕二 
42yoshioさん 評伝   読み終わった 

カリスマは何がカリスマなのかということ。
ジョブズの何がいったい凄かったのか。
それが知りたくて、あと、ジョブズという人間を知りたくて読んだ。

ジョブズについて
①現実歪曲能力
「現実歪曲フィールド」自分が思い込んだら、周りをそれにあわせさせるというもの。
そのすさまじさは、この本を読めば一目瞭然。エピソードに事欠かない。
本人は、何度かぶっ飛ばされてるはずw

②勘のよさ
卓越している。恐らく、根っからの技術好きだと思うが、センスはなかったはず。初期段階では、ウォズニアックが。その後は、Appleの優秀なエンジニアが支えていた。ただし、それらに方向付けをするにあたり、ジョブズの感のよさは際だっていたと思う。ピクサー時代は失敗もしたようだが。
技術に対して、どう方向付けていくか。本人はアートと呼ぶが、技術を形にするにあたりどうデコレートしていくか、そのへんの方向を見定めるのが抜群。ビル・ゲイツなど他のITの偉人などが霞む。

③完全主義
徹底した完全主義。IT業界では信じられないが、リリース日を平気で遅らせる。勇気というより、完全なものをという信念が凄い。これは、多くのマネージャーが真似出来ないであろう能力だと思う。


嘘、泣き落とし、恫喝、裏切り…
バイタリティが半端ない。
完全主義からくる徹底、強力な人身掌握術、製品への強い想い、これらで周りを引っ張っていく。周りは振り回されながら、楽しみながら、畏れを抱きつつ付いていかざるを得ない。ある意味宗教的なカリスマ像の印象。
一緒に仕事をすると半端なく大変だろうけど、夢を見させてくれるプロジェクトリーダーなんだろうと思う。

また、この本の凄いところとして、本人からのエピソード、当時の仲間、社員などから限りなく公平なインタビューを行っているであろう点あげられる。
ジョブズ自身にとっては都合が悪い話であろうと。


結構面白い。

レビュー投稿日
2011年11月1日
読了日
2011年11月1日
本棚登録日
2011年11月1日
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