剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 (文春文庫 た 95-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年5月8日発売)
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感想 : 69
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NHK大河ドラマは今年の1月より新しいのが始まったばかりだが、すでに来年のテーマは決まっている。

その本がこれ。
「戦国の女領主・井伊直虎」というサブタイトルが付いてる。

地元、遠州の井伊谷が舞台となるんですから、浜松に住んでたら読まないと。

しかし、読みにくい。。。

著者は「たかどの まどか」さんという若手女流作家さん。
基本的にライトノベルズ系の作家さんだそうだが、こういった時代物、戦国物は初めてなのかな?
もともと時代小説って、名前や土地名、言葉が難しいんですが、それだけじゃなくて、なんか文章が整理されていないというか。。。
池井戸潤さんなんかは、何度も何度も読み直して、校正して完成させるという話を聞きましたが、この小説はそれが出来てないように感じました。

前半、4分の3ぐらいまでが(ほとんどじゃん)、各登場人物の生まれや育ちなんかで、後半4分の1ぐらいになって、やっと主人公の直虎(香(かぐと読みます))が領主になって物語が動き始めます。
なもんだから三方原の合戦の事なんて、ほんの数行で終わってしまいます。
ただ、浜松城や金指、気賀、竜ヶ岩洞、小國神社、鳳来寺なんかの土地勘が有ると、あああの辺でこんな事が起こってたんだねって事が解ります。

私は大河ドラマはほとんど見ませんが、来年は見てみようかなと。
地元が舞台になるなんてことは、そうそう有りませんからねぇ。
予習のために、読んでおく事をお勧めします。

しかし、この本の表紙。。。こりゃ無いでしょう。
マンガじゃないんだからさぁ。
いくらライトノベルズ系の作家さんだからと言っても、中身はライトノベルじゃないですから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年3月30日
読了日 : 2016年1月31日
本棚登録日 : 2016年1月8日

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