新藤大輔のキャラクター性(合理主義と利己主義の中間あたりな言動。友達=こいつにならまぁ殺されてもしかない相手。自分の安寧のためなら手段は選ばない。勉強はできないが頭の回転が早く特に同盟のメンバーのためなら活発。眼鏡フェチ。)が好きすぎる。『友達いらない同盟』で澄田の自殺を止める方法で澄田が死ぬなら俺も死ぬと提案した(新藤が高校に行かないなら最上スベテも高校に行かないと提案したやり方と類似)こと、『友達いらない同盟2』でありふれた青春を経験したことがない新藤らを表した”青春初心者”、その後にありふれた青春を経験するためにプリクラで写真を撮ろうとしたり、プールに行ったり、ファミレスに集まったりした流れがこの上なく愛くるしかった。欲を言えば『友達いらない同盟3』が出版されて、新藤大輔、最上スベテ、最上スベテの妹のエピソードが読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年6月27日
- 読了日 : 2023年6月27日
- 本棚登録日 : 2023年6月27日
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