終焉ノ花嫁 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年7月20日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 3
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人類が謎のキヘイに世界を蹂躙された世界。人類はそれに対抗するために魔導学園黄昏院を創り脅威にあらがっていた。カグロ・コウはある日、キヘイの死骸回収をするため遺跡に向かった。それが自身の運命を変えることも知らずに…。
綾里けいし10年目の作品に期待していたが、正直期待外れだった。いろいろと事情はあるのだろうが、千年黒姫を迎え入れるのは早計だったと思う。タイムループはどうしても、同じ場面の繰り返しになり、些細な変化を繰り返すことで運命を変えるが、それに重きをおくと、ループをする主人公以外は必要最低限な感がある。戦闘場面も大味になり、綾里さんの丁寧な残虐性の描写が最小限になっていた。学園ものにしたせいで登場人物が多いのも裏面に出て、一部のキャラの描写は淡泊だった。最低限の登場人物で丁寧に人物描写が出来る人だけに残念だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: MF文庫
感想投稿日 : 2021年5月19日
読了日 : 2021年5月18日
本棚登録日 : 2021年3月11日

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